不動産売却におけるトラブル事…

不動産売却におけるトラブル事例について不動産会社が詳しく解説します!

不動産売却をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、不動産売却におけるトラブルについてです。
この記事では、実際の事例とトラブルを未然に防ぐための方法を紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてください。

□不動産売却でよくあるトラブルの事例を紹介します!

平成27年10月に国土交通省は、「宅地建物取引業法施工状況調査(平成26年度)の結果について」を公表しています。

この資料の中で、トラブルの相談件数のデータも出されています。
相談内容で多いものとして、契約の解除や契約不適合責任のトラブルが挙げられます。
そこで、この2つのトラブルの事例について解説します。

1つ目の契約の解除のトラブルは、契約を解除できるかどうかと、解除の効果に関してのトラブルがあります。

契約を解除できるかどうかの例として、買い主が手付放棄で解約しようとした時に、売り主が履行の着手を理由に拒否した時、よくトラブルが起こります。
また、解約の効果に関しては、白紙解約だと思っていたら手付金を没収されたというケースや、違約金を請求されてトラブルとなるケースがあります。

契約の解除は安易にできるものではないため、契約時に納得するまで確認しましょう。

2つ目の契約不適合責任のトラブルは、売主が瑕疵を知りながらそれを告げずに引き渡しを行なった際に起こります。

隠れた瑕疵が発見された時には売り主が責任を負うことが一般的ですが、売り主が個人であれば、契約不適合免責特約をつけることでその責任を回避できます。

ただし、すぐに瑕疵が発見されるような状態では、本当に売り主がその事実を知らなかったかどうかが問われ、修繕費を請求されることもあります。

□不動産売却のトラブルを回避するための方法を紹介します!

続いて、不動産売却のトラブルを予防するための方法を紹介します。

売却の全てを不動産業者に任せないことです。
金額が大きく頻繁に行われる取引ではないので、全てを専門家に任せがちになります。
しかし、買い主にも迷惑がかかる恐れがあるので、最低限契約書の内容はチェックするようにしましょう。

また、トラブルの洗い出しをしましょう。
トラブルが起きそうな場合は、事前にやりとりををメモに残しておきましょう。
徹底的に洗い出すことでトラブルを未然に防げますよ。

□まとめ

今回は、不動産売却におけるトラブルの事例について詳しく解説しました。
これらの事例を参考に、ご自身の不動産売却ではトラブルにならないように十分注意しましょう。
また、仲介や任意売却をお考えの方はぜひ1度当社へご相談ください。

一覧へ戻る