不動産売却をお考えの方は注目です！見積もりをとる前に確認しておくべきこととは？
「不動産の価格の見積もりをしたいが、査定額が適切なものかを判断できる自信がない」
このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
不動産売却の手続きは、可能な限り自分でもある程度の分別がつくようにしたいですよね。
そこで今回は、見積もり前に確認しておきたいことについて酒田市の不動産会社が解説します。
□見積もり前に自分で調べておきたいことをご紹介！
＊近隣の売買取引情報
最新の価格の動向や買主のニーズを知ることが不動産売却の基本です。
あなたの不動産がその地域でどれくらいの価値を持つのかを調べましょう。
また、査定額を提示されたときは、その根拠を確認することが大切です。
＊国土交通省の土地総合情報システム
近隣物件の取引の情報を調べるのに国土交通省の土地情報システムが役立ちます。
不動産取引価格情報検索で得られる情報は行政が提供するものであり、信頼性が高いです。
このシステムでは、売却したい物件が所在する地域での不動産取引の相場を知れます。
操作が簡単であることも魅力で、取引が行われた時期と物件の種類を選択し、住所や駅名、路線などから絞り込むだけです。
検索結果には成約価格が一覧で表示されます。
ただ、このサイトに掲載される情報は国土交通省が取引当事者に実施したアンケート調査の結果に基づく情報のみであり、すべての成約事例は載っていないことに留意してください。
＊国税庁の路線価図
国税庁の路線価図は土地の価値を知るのに役立ちます。
これは相続税などの計算で地価を算出する際に利用されるもので、道路ごとにそこに面する標準的な土地の1平方メートルあたりの単価が記載されています。
都道府県と市町村を選択し、希望の地区を選ぶとPDFファイルで地図が表示されます。
通常は、土地が面している道路に記載された金額と、土地面積の積がその土地の価格です。
ただし、2つ以上の道路に面した土地や特殊な形の土地では、計算方法が異なるので注意してください。
□最終的に価格を決めるのは自分！
不動産会社から査定額が提示されますが、最終的に売却の価格を決めるのは自分です。
査定額のままで販売するか、それとも価格を修正するのかを決める必要があります。
妥協したくない理由があるのであれば、売れにくくなることは覚悟の上で自分が考える価格を貫き通すのも選択肢の1つです。
□まとめ
近隣の売買取引情報や国土交通省の土地総合情報システム、国税庁の路線価図を活用することで、売却したい不動産の査定が適切なものかを自分なりに判断できます。
最終的な価格の決定権はあなた自身にあります。
事前に知識を身につけて、後悔のない不動産売却ができるようにしましょう。