空き家を売却したい方はいらっしゃいませんか？手順を解説します！
「空き家を売却したいけど、どんな手順で進めるのかわからない」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そんな方に今回は、空き家の売却の手順について説明します。
□空き家を売却する際の手順
空き家を早く売却したいけど、手続きが面倒そうと感じてしまって、なかなか売却できない方も多いでしょう。
ここでは、売却するためのイメージを掴むために手順について説明します。
まず初めは、査定の依頼からでしょう。
不動産会社に査定を依頼し、どのくらいの価格で売却できるか調査をします。
その際のポイントが、物件の施工写真や図面、建築確認書、定期点検やリフォームの記録などを準備しておくことです。
なくても構いませんが、準備すると査定がスムーズにいったり、信頼関係の構築に繋がります。
そして仲介してもらう不動産会社の決定後、売却価格を決めます。
不動産会社に相談しながら、売却に当たって適正な価格を決めましょう。
購入希望者が現れたら、実際の売却価格についての交渉が始まります。
値引きを要求されることもありますが、可能な限り希望の売却価格で売却できるよう柔軟に対応すると良いでしょう。
そして交渉成立後に、契約と引き渡しです。
不動産会社の指導の元、契約書を作成し手続きを完了したら、物件を引き渡します。
以上が空き家を売却する際の手順になります。
慎重さと柔軟さを使い分けることがポイントでしょう。
□手順における注意点
空き家を売却する際の手順については理解していただけたでしょう。
しかし、ここでも注意が必要なポイントがいくつかあります。
説明するので、参考にしてみて下さい。
まず1つ目の注意点が、法的手続きを踏んでいるか確認することです。
原則、家は所有者本人でないと売却できません。
そのため、親から相続された場合や、離婚した場合は名義がご自身になっているかの確認を行いましょう。
また、相続の際に、兄弟で共有名義とした場合には、全員の同意が必要です。
2つ目が、更地にすると税金が高くなります。
空き家を更地にした方が、売却できる可能性が高くなる場合があります。
しかし、固定資産税や都市計画税は居住用の家が建っていると、税金の支払いの優遇措置が受けられます。
そのため、更地にすることで、優遇を受けられなくなり、税金が高くなるでしょう。
□まとめ
今回は空き家を売却したい方に、その手順と注意点について説明しました。
想像より簡単に売却できると感じた方もいらっしゃるでしょう。
注意点にも気を配りながら進めることをおすすめします。