不動産を売却する際の登記について詳しく解説します!
不動産を売却する際に、登記を行う必要があります。
登記について知らない方も多いでしょう。
今回は、不動産売却における登記について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
□不動産を売却する際の登記とは
登記とは、権利関係などを公に明らかにするための制度です。
不動産売却の際の登記もその1つで、登記関連のトラブルなく契約書の通りに引き渡し日を迎えるために事前知識として持っていくと良いでしょう。
まず所有権の移転登記について紹介します。
土地の売買が成立すると売主から買主にその土地の所有権を移行させる必要がありますよね。
その際の手続きが所有権の移転登記です。
これに関しては、不動産会社や司法書士が行うため大きな心配はいりませんが、ご自身で確認できるに越したことはないでしょう。
また、所有者の移転登記では、売主の印鑑証明が必要になります。
この証明書は3ヶ月以内に発行されたものしか有効でないので、注意が必要です。
移転登記の期日も守るようにしましょう。
抵当権の抹消登記について紹介します。
売却する土地に抵当権が設定されている場合があります。
抵当権とは、住宅ローンなどでお金を借入れた際に、万が一、債務者が返済できなくなった場合に、土地や建物を担保とする権利のことです。
売主は不動産売却の際に、抵当金を抹消する必要があるでしょう。
もしローンを完済していても、抵当権抹消手続きをしなければいけません。
相続の場合は住所変更や氏名変更が必要です。
相続した土地の登記記録が正しくない場合があるでしょう。
そうしたら所有権移転登記の手続きも行えないため、きちんと確認し変更しておきましょう。
□不動産売却をする際の登記の流れ
不動産売却が成立してからの登記の流れについて紹介します。
不動産を売りに出してから買主が見つかり、売買契約を結ぶでしょう。
その後に代金の受け渡しや不動産の受け渡しを行います。
その際に忘れてはいけないのが、不動産の引き渡し期日までに登記申請の準備をしておくことです。
不動産の引き渡しと同じタイミングで、売主から買主への所有権移行登記を行います。
トラブルなく進めるために、売買契約書や登記済証、印鑑証明書などの必要な書類を確認し、しっかり用意することをおすすめします。
登記についての理解を深めることで、効率よく取引を進めてください。
□まとめ
今回は、不動産売却の際の登記について解説しました。
複雑に感じられる方もいるかもしれませんが、重要な手続きであるため忘れてしまわないようにしましょう。