空き家不動産を売却するには?売却の際にかかる税金をご紹介します!
空き家となった不動産は管理するのが難しいだけでなく、所有しているだけで様々な費用が発生してしまうため、売却するのがおすすめです。
しかしその一方で、売却するにも費用や手間がかかってしまうため、そのままにしてしまっている方も多いのです。
そこで今回は、不動産を売却する手順と売却にかかる税金について解説します。
□不動産を売却する手順とは?
ここでは、不動産を売却する際の8つの手順について紹介します。
1.売る方法を決める
不動産を売却する方法には、仲介、買取、個人売買の3つがあります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
仲介:希望価格で売り出すことができる一方で、売れるまで時間がかかることも。
買取:売りたいタイミングで売却可能。 仲介より売却額が2割程度低くなる。
個人売買:仲介手数料がかからない。 難しい手続きやトラブルの対処を自力で行わなければならない。
2.相場を調べる
査定額の妥当性を判断するために、不動産や土地の相場を調べておきましょう。
3.査定依頼
買取にて売却することを決めた方は、相場を調べた後、不動産会社へ査定依頼を行います。
4.媒介契約
査定価格に納得できれば、媒介契約を結びましょう。
5.売却活動
不動産会社と契約を結んだら、売却活動が始まります。
空き家の売却でも、売り主が内覧対応を行う必要のある場合があるので注意しましょう。
6.売買契約
買主が見つかったら、宅地建物取引士による重要事項説明で契約の条件を確認して、売買契約を行います。
7.引渡し
引き渡しの前には、代金の決済、所有権移転手続きや抵当権の抹消手続きが必要になります。
これら手続きや家の片づけを計画的に行い、スムーズに引き渡せるようにしましょう。
8.確定申告
家を引き渡した年には、確定申告を行う必要があります。
売却にかかる税金については、以下にて解説します。
□売却にかかる税金とは?
不動産の売却時にかかる税金としては、印紙税、登録免許税、消費税、所得税、住民税、復興特別所得税等があります。
ここでは各税金の意味を解説します。
印紙税:売買契約書のような課税文書に収入印紙を貼り付け、消印をして納税する税金
登録免許税:住宅ローンが残っている住宅を売却する場合に発生する
消費税:不動産会社へ支払う仲介手数料等の費用にかかる
所得税・住民税・復興特別所得税:自宅売買に伴う譲渡益が発生したときに支払う必要がある
これらの税金は国や市町村の設定している特例を活用すれば、抑えられる可能性もあります。
□まとめ
今回は、不動産を売却する手順と売却にかかる税金について解説しました。
当社は、25年以上にわたり酒田市周辺に密着した不動産にかかわるサービスを行ってまいりました。
当記事を読んで「空き家を売却したい」「売却方法をもっと詳しく知りたい」と感じた方は、お気軽に当社にお問い合わせください。