相続した空き家の放置は危険?損しない方法をご紹介します!
実家を相続した方へ注意があります。
空き家にしたまま放置してしまうとさまざまなリスクがあります。
今回はそのリスクについてご紹介していきます。
リスクを避ける方法についてもご紹介しているので、空き家を相続した方はぜひご覧ください。
□空き家を放置するリスクとは?
1.固定資産税を支払い続ける
土地や物件を所有している場合、分割必要がある固定資産税について、住宅用地が200㎡以下の場合は評価額が1/6になる軽減措置があります。
しかし、空き家対策特別措置法により「特定空き家」に指定されると、軽減措置から外されてしまい、固定資産税が元の6倍相当になる場合があります。
2.不動産の価値が低下する
空き家は時間とともに不動産の価値が低下していき、築年数が増えるほか、経年劣化が早いため、評価額の低下スピードが速いです。
売却を考えている場合は早急にことを進めましょう。
3.過料が課せられる可能性がある
「特定空き家」に認定されるリスクは、固定資産税の軽減措置から除外されるだけではありません。
もし、周辺に悪影響があるとして、自治体から改善命令が出された際に対応しなければ、50万円以下の過料が課せられることがあります。
さらに、取り壊しなどの強制執行が行われた場合は、その費用を所有者が負担しなければいけません。
□相続した空き家を活用するには?
1.売却する
築年数が浅い場合であれば売却してしまうのも1つの手です。
手放して手間や負担から開放されますし、同時に対価を得られます。
そのままの状態で売却できれば良いのですが、ひどい損傷がある場合はリフォームした方が良い場合もあります。
どちらが良いのか知りたい方はいつでも当社までご連絡ください。
2.解体・更地にして駐車場にする
更地にして駐車場として活用することも可能です。
駐車場であれば賃貸にするよりも格段にランニングコストがかかりません。
しかし、家を解体してしまうと固定資産税の住宅用地の特例対象外になるため、高くなってしまうことに注意してくださいね。
3.相続人自身が住む
実家と自宅の2拠点生活も良いかもしれませんね。
複数人で相続する場合はトラブルが起こりやすいのできちんと話し合うようにしましょう。
□まとめ
空き家を活用する方法をご紹介しました。
放置していては、負担にしかなりません。
駐車場などお金を生み出すものとして活用するのか、売却して、負担から開放されるのかどちらか選ぶようにしましょう。
そして、選ぶのは早い方がお得です。