住宅ローン返済中の実家を売却する方法をご紹介します!
実家を相続した方は必見です。
住宅ローンが残っている場合、売却額でローンが完済できるかどうかで手続きが変わってきます。
今回は売却額でローンが完済できない、オーバーローンの場合の売却方法をご紹介します。
相続した実家の対処法で悩んでいる方はぜひご覧ください。
□実家を売却するには?
1.相続登記
まずは、被相続人から名義を変更するようにしましょう。
相続登記は自身で行えますが、手間や時間がかかります。
司法書士に依頼すれば手軽に行えます。
2.査定に出す
不動産会社へ査定に出しましょう。
実際に見て査定を行ってくれる方が実際の売却価格に近い価格を出してくれます。
3.媒介契約を結ぶ
一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約、どの契約方法にすべきか考えましょう。
一般的に専任媒介契約を選ぶのがおすすめです。
4.販売活動
契約を結んだら販売活動を実施していきます。
5.内覧
内覧の申し込みがあればスケジュールを調整して実施しましょう。
日差しが入りやすい昼あたりを狙うと印象が良くなります。
6.価格、取引条件の交渉
値下げを要求してくる場合がほとんどです。
多少の値下げを見積もってはじめに高めに設定しておくことも手の1つです。
7.売買契約
8.引渡し
これらの手順で売却は完了します。
□オーバーローンはどうする?
1.手持ち資金で補填する
家の売却で足りなかった部分を資金で返済する方法です。
自己資金で足りない場合は、親族に相談してみましょう。
2.住み替えローンを利用する
住み替えローンのメリットは以下の通りです。
・融資条件によっては、以前のローンよりも低金利になることもある
・従前の住宅ローンを完済するための手持ち資金がなくても、住み替えできる
デメリットは以下の通りです。
・借入額が増える
・融資の審査基準が厳しい
3.任意売却を検討する
金融機関から合意を得て売却する方法です。
任意売却のメリットは以下の通りです。
・競売ほど売却金額が下がる可能性は低い
・競売とは違い、差し押さえはなく、近隣に売却完了までわかる心配がない
任意売却のデメリットは以下の通りです。
・銀行の許可がおりなければ売却できない
・不動産会社でも任意売却を得意とする業者に依頼する必要がある
□まとめ
実家を売却する方法をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
手持ち資金で補填、住み替えローン、任意売却、これらの方法を使って住宅ローンを完済しましょう。
本稿の他に知りたいことがあればお気軽にご相談ください。