実家を売却するタイミングで税金負担が変わる?お得に売却するには!
実家の売却を考えている方必見です。
実は生前に売却するのか相続後に売却をするのかによって、売却益に課せられる税額が変わります。
せっかく売却するのであればお得に売りたいですよね。
そこで、今回はお得に売却できるタイミングをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□実家を空き家にする危険性とは?
1.維持費がかかる
使わなくても不動産を所有しているだけで固定資産税やメンテナンス費用など維持費がかかってきます。
人が住まなくなった家は劣化が急速に進んでいきます。
一般的な家よりも維持するためのメンテナンス費用がかかると思っておきましょう。
2.不動産の価値が低下する
メンテナンスを行っていたとしても年数を重ねるたびに不動産価値が低下し続けていきます。
長期間空き家であるという事実が売りに出した時の買い手を遠ざける原因につながる可能性があります。
3.事件や事故の原因になる
誰も住んでいない家は犯罪の温床になる可能性が高いです。
空き巣に入られてしまったりゴミの不法投棄が行われたりと周囲に悪影響を及ぼしてしまいます。
もしも周辺に悪影響を及ぼす犯罪の原因になれば損害賠償の対象になる可能性があります。
□いつ実家を売却すれば良い?
親が健全な時に実家売却する
健全な時に売却するメリットは以下の通りです。
・所有者が元気だと売却が進みやすい
・居住用財産の特例が利用できる
居住用財産の特例は、利益が3000万円出るまで税金が控除されます。
一般的な税率は所有期間が5年未満だと税額が39.63パーセント、5年以上だと20.315パーセントと非常に高い税率になっています。
早めに売りに出してお得に実家を手放しましょう。
2.相続した後に実家売却する
相続した後売却するメリットは以下の通りです。
・維持費を支払う必要がなくなる
売りに出す場合は親類へ事前に連絡しておくようにしましょう。
義務はありませんが、今後のお付き合いなどを考慮すると大切なことです。
また、相続する際、相続税が発生する可能性があります。
基本的には現金一括で相続人が亡くなった翌日から10か月以内に支払う必要があります。
相続する不動産が相続税の対象となるのか、相続税を減額できる特例が適用できるのか事前に調べておきましょう。
□まとめ
いつ実家を売却すれば良いのかご紹介しました。
実家を空き家のまま放置しておくのはリスクが大きいです。
賃貸として出す予定のない方は売りに出すようにしましょう。
不動産をお得に売却するには対策が必要です。
少しでもお得に売却したい方はぜひ当社にご連絡ください。