空き家を売却するデメリットをご紹介!売るか貸すか見極めましょう!
空き家を売却するのか迷っている方はいらっしゃいませんか。
売却するのにも、賃貸として出すのにもそれぞれメリット・デメリットがつきまといます。
一概にどちらが良いか言うことは不可能で、各個人の状況から見て判断するしかありません。
今回は売りに出すのか賃貸に出すのどちらが良いかの判断基準をご紹介します。
□空き家を売却するデメリットとは?
空き家を売却することには管理の手間がなくなったり、まとまったお金が手に入ったりとメリットがありますが、以下のようなデメリットも存在します。
1. 家を手放すことになる
当然なことですが、売却すると家の所有権がなくなってしまいます。
住む予定がないとは言い切れない場合は簡単に手放せませんよね。
相続した後であれば売りに出せますが、親が老人ホームで暮らしている場合は売りに出すにはリスクがあります。
2 売却にかかる費用が必要になる
家を売却するのにも仲介手数料や登記費用、印紙税などが必要になります。
特に注意したいのが住宅ローンが残っている場合です。
家を売却して得た利益で住宅ローンが完済できなかった場合、手元の資金から充填する必要があります。
□売るか貸すかどうやって見分ければ良い?
空き家を所有しているだけで維持費がかかります。
売りに出すか賃貸として出すか早く決めないと出費だけがかさんでしまいます。
判断する際は以下の基準を参考にしてください。
1.将来空き家に戻りたいかどうか
1つの指標となるのが再び空き家に住む予定があるかないかです。
不動産は一期一会です。
売却してしまうと全く同じものは二度と手に入らないでしょう。
数年後、数十年後戻ってきて暮らしたいと思う方は賃貸として所有し続ける方が良いでしょう。
2. 賃貸の需要を満たせる物件かどうか
賃貸に出したいと思っても劣化していたり、暮らしづらい間取りだったりすると入居者を確保しづらいです。
入居者を確保するためにリフォームが必要になる場合もあるでしょう。
3.賃貸物件経営に興味があるかどうか
賃貸経営の実務を管理会社に任せる場合であっても一定の収入を得たい場合、投資や税金に関する勉強がある程度は必要になります。
利益が出る保証もありません。
賃貸物件経営にかける時間や、やる気があるのかについても考えておきましょう。
□まとめ
空き家を売却するのか、賃貸に出すのかの判断基準をご紹介しました。
相続をする場合、不動産として相続するよりも売却して現金分割で相続する方がトラブルが少なくなります。
不動産の売却についてもっと詳しいことを知りたい方はぜひ当社にご連絡ください。