空き家を売却する際にかかる税金とは?控除できるかもしれません!
「空き家を売却するのにかかる税金を知りたい」
「できるだけ高く空き家を売りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は空き家を売却する際にかかる税金と税金の特例をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□空き家を売却する時にかかる税金とは?
空き家を売却する際にどのような税金を支払う必要があるのでしょうか。
以下でそれぞれ見ていきましょう。
1つ目は印紙税です。
印紙税は印紙にかかる税金のことを指します。
国や自治体が公正に不動産取引を行ってくれた見返りとして支払います。
契約書に張り付けて納付します。
金額としては不動産売却価格が500万円以下であれば1000円、1000万円以下であれば5000円、5000万円以下であれば10000円かかります。
2つ目は登録免許税です。
不動産の所有権を移転させるために支払う税金です。
建物であれば売却価格の1000分の20、土地であれば売却価格の1000分の20となります。
所有権を移転させる手続きを司法書士に依頼する場合は報酬も用意する必要があります。
3つ目は譲渡所得税です。
こちらの税金が3つの中で最も大きい額の税金になります。
税率×【譲渡価格-(取得費+売却費用)】で求められます。
税率は空き家の所有期間によって異なります。
納付するためには引渡しの翌年2月16日から3月15日までに確定申告を行う必要があります。
手続きが難しく時間を要します。
ぎりぎりになってから予め確定申告の準備をしておくようにしましょう。
□住んでいない家にかかる譲渡所得税の特別控除とは?
相続した家が昭和5月31日までに建てられた一戸建てであれば相続してから一定の期間内に売却すれば譲渡所得税から3000万円が控除されます。
条件としては、2023年12月31日までに売却した空き家、相続してから3年を経過する年の12月31日までの売却であることが挙げられます。
3000万円控除は金額的にとても大きいです。
適用されるとされないとでは支払うお金が大きく異なります。
たとえば50年前に1000万円で建てた家を5000万円で売却したとすると609万円程節約可能です。
□まとめ
空き家を売却する際にかかる税金と税金を控除できる特例をご紹介しました。
特例をうまく使えば何百万円もの損を回避できます。
ぜひ空き家を売却する際にはこの記事をお役立てください。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。