家の兄弟間の名義変更でかかる…

家の兄弟間の名義変更でかかる費用とは?兄弟間で名義を変更するケースも解説します!

土地の名義変更の中でも、親子間と兄弟間では、かかる税金が異なってくることをご存じでしょうか。
土地名義変更のケースによってかかる税金が異なるため、注意が必要です。
そこで今回は、家の名義変更にかかる費用を、ケース別に解説します。

□兄弟間で名義変更するケースを紹介します!

兄弟間で土地の名義変更するケースは、大きく3つに分けられます。
1つ目は、土地を贈与する場合です。
兄弟間で、不動産をあげる、貰うことに同意している場合、贈与に該当します。
この場合には、贈与税がかかります。
親子間と異なり、兄弟間では特例贈与財産ではなく一般贈与財産として税率が適用されます。
親子間のケースに比べて税率は高くなるため、注意が必要です。

2つ目は、土地を売買する場合です。
不動産の売買によって、名義変更することも可能です。
ここでは、市場価格より低い価格で売買した場合には、その取引が贈与とみなされて贈与税がかかることを注意しておきましょう。
売買には、譲渡所得税が発生します。
これとは別に、売買契約書の作成時に添付する収入印紙税も発生します。

3つ目は、土地を相続する場合です。
親が亡くなり、複数の子に土地が相続された際に、遺産分割協議によって土地を誰か1人の名義にする場合があります。
この場合、土地を相続する人物を決め、遺産分割協議書を作成します。
遺産分割協議書では、誰が、何を相続するのかを明確にすることがポイントです。
相続税の基本控除の金額を超えた場合には、土地を相続する人物に相続税がかかります。

□名義変更にはいくらかかる?費用を解説します!

名義変更の際に行う登記には、登録免許税がかかります。
これは、不動産の評価額の0.4パーセントとなっています。
例えば、不動産の評価額が5000万円だった場合には、20万円の登録免許税がかかります。

また、名義変更にかかる費用は相続登記を司法書士へ依頼する場合と、そうでない場合で費用が異なります。
司法書士への依頼の相場は、6万円から8万円ほどです。
事務所によって費用は異なるので、司法書士事務所に費用をチェックしておくと良いでしょう。

□まとめ

今回は、兄弟間で家の名義を変更する際にかかる費用について解説しました。
ケースによってかかる税金が異なってくるため、少し複雑でしたね。
家の売却で不明な点や、気になる点がございましたら、当社までお気軽にご相談ください。
この記事がお役に立てましたら幸いです。

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