空き家の売却にはどのくらいかかる?必要な費用と税金をご紹介!
空家の売却を検討する際に、気になるのがかかる費用ですよね。
売却するにも費用がかかり、納税もしなければなりません。
そこで今回は、空き家の売却にかかる費用と税金の内容と、特例と控除によって費用を抑える方法を紹介します。
□空き家売却でかかる費用と税金は?
空き家を売却する際に考慮が必要な費用と税金を確認しましょう。
譲渡所得税は、「空き家の売却金額>取得金額」となった場合に発生します。
譲渡所得税に加え、住民税、復興特別税がかかります。
税率は空き家の所有年数が5年以上か未満かによって変わってくるため注意が必要です。
空家を相続した場合、ご自身の名義に変更する相続登記を行う必要があります。
相続登記を行う際には、書類の取得費、登録免許税、司法書士への依頼料がかかります。
仲介手数料は、不動産を仲介して買い手との契約が成立した場合に、不動産会社に支払う費用です。
また空き家を解体して更地にして売却する場合には、解体費用と整地費用がかかります。
この解体費用は物件によってはかなりの額になるため注意が必要です。
以上、価格費用についての解説でした。
事前に必要な金額を調べ、余裕をもって準備しておきましょう。
□空き家の売却で税金を抑えるには?
これまで、空き家の売却で発生する費用についてお伝えしましたが、税金は特例や控除をうまく利用すればかかる金額を抑えることも可能です。
相続した空き家の場合には、譲渡所得を3000万円控除できる特例が適用されます。
ただし、相続前まで住んでいた親の他界のため空き家になることが前提として提示されています。
そのほかにも細かい条件があるので、ご自分が控除の対象となるか調べてみてくださいね。
また、マイホームを売却する際にも譲渡所得から3000万円控除が可能です。
住まなくなってから3年以上が経過すると、適用外になってしまう点に注意しましょう。
また、相続した空き家を売却した時期によって、一定金額を譲渡資産の取得費として加算できる特例もあります。
そうすることで税金の負担を少なくできるため、ぜひ活用しましょう。
また、空き家を解体する際には解体費用がかかりますが、自治体によっては補助金を適用できる地域もあります。
お住まいの地域で補助金を利用できるか調べておきましょう。
□まとめ
今回は、空き家の売却を検討している方向けに、費用の情報をお伝えしました。
空家の売却は、前もって準備をしておくことでスムーズに、よりお得に行うことが可能です。
ご不明点等ございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。