不動産を売却すると扶養から外れるの?外れた時のデメリットについても詳しく解説します!
「不動産を売却すると扶養から外れるのかどうか知りたい」
「扶養から外れるとどのようなデメリットがあるのか知りたい」
このようにお考えの方は多いと思います。
不動産を売却するのであれば、扶養について把握しておきたいですよね。
そこで今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてください。
□不動産を売却すると扶養から外れるのかどうかについて
皆さんは、不動産売却を行うことで扶養から外れてしまう可能性があることについてご存じでしょうか。
なんとなく知っていたという方や、知らなかったという方もいらっしゃるでしょう。
そこでまずは、どのような場合に扶養から外れるのかについて解説します。
まず、扶養には以下の2つが関係しています。
1つ目は税法上の扶養、2つ目は社会保険上の扶養です。
1つ目についてですが、配偶者の年間合計所得が38万円以下である場合に扶養の範囲に含まれます。
そのため、譲渡所得を含めたときにこの額を上回った場合には扶養から外れるため注意しましょう。
しかし、譲渡所得は一時的なものであるため、翌年に38万円を下回れば扶養に戻ります。
2つ目についてですが、多くの場合には年収130万円未満、被保険者の年収の半分未満という条件を満たしていれば扶養の範囲に入ります。
しかし、譲渡所得が130万円を超えたら必ず扶養から外れるのかというとそうではありません。
協会けんぽという多くの企業が加盟している保険については、継続する収入からの判断を行っているため、一時的な収入はカウントされないのです。
以上が、扶養から外れる可能性についてでした。
□扶養から外れてしまうとどのようなデメリットがあるのかについて
ここまで、売却によって扶養から外れる可能性もあるということを解説しました。
しかし、扶養から外れることによってどうなるのかについて知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで続いては、扶養から外れることのデメリットについてご紹介します。
ぜひこちらも併せてチェックしておきましょう。
扶養から一時的に外れてしまうと、その年の妻と夫の支払う税金が変わります。
今回は、夫の扶養に妻が入っているケースで見ていきましょう。
1つ目は、所得税や住民税の支払いが発生することです。
これは、妻のデメリットです。
2つ目は、配偶者控除や配偶者特別控除を受けられなくなることです。
これは、夫のデメリットです。
以上が、デメリットについてでした。
□まとめ
今回は、不動産売却をお考えの方に向けて、扶養について解説しました。
扶養から外れてしまう可能性があることについて、またそれによるデメリットについて詳しく知れたのではないでしょうか。
今回の情報を活用し、スムーズに不動産売却を行ってください。
ご不明点がありましたら、お気軽に当社までご相談ください。