個人で不動産売却する際の必要…

個人で不動産売却する際の必要書類について詳しく説明します!

自分たちの住まいを売却しようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
希望条件にあった買主とマッチすることは簡単なことではありません。
見つかった際にスムーズな取引が行えるようには準備しておくことが大切です。
そこで今回は、不動産売却時と物件引き渡し時の必要書類についてご紹介します。

□不動産売却で必要な書類をご紹介!

売却時にそろえる必要のある書類は物件の種類によって異なりますが、共通部分も多く存在します。
買主の要望を満たすために誰から買うのか、また物件に関しての情報をそろえておく必要があります。
売買契約時の必要書類を7つに分けて説明します。

1つ目は、売主本人の身分を証明する書類です。
身分証明書・実印・印鑑証明書・住民票などが例として挙げられます。
中には有効期限が3カ月以内と設けられていることもあるため注意して準備を進めましょう。

2つ目は、登記済権利書に関する書類です。
法務局から登記名義人に交付されるもので、物件の所有者であることを証明するための重要な書類となっています。

3つ目は、固定資産税の納税額を確認するための書類です。
移転する際の登録にも必要となるため、最新のものを用意するようにしてください。
4つ目は、土地の売買に関する書類です。
売却をする対象の面積が記されたもので、境界線を明確にしてトラブルを避けるためにもそろえておくようにしましょう。

5つ目は、建築確認をするための書類です。
売却する予定の建物が基準に則って建てられたかどうかを証明します。
また、工事記録書等もどのようにして設計や工事が行われたかを知れるので、用意しておけば買主からの信頼向上につながるでしょう。

6つ目は、マンションの売却にあたっての書類です。
中古マンションに関しては維持管理をどのように行っているのか、ペット禁止かどうかなどの使用にあたってのルールが記されています。
この内容の書類は、契約を交わす前に提示しておくことをおすすめします。

7つ目は、耐震制度やアスベスト調査の有無に関する書類です。
築年数が古い物件を売却する際は、耐震診断の提出やアスベスト調査も依頼するようにすると良いでしょう。

□不動産の売却後、物件を引き渡すときに必要な書類をご紹介!

実際に物件を引き渡す際に用意するべき書類を3つに分けて紹介します。

1つ目は、実印や印鑑証明書です。
使用する印鑑が正式なものであるかどうかを明らかにするための書類です。
取得方法としては本人確認書類を持って、市役所で申請書に記入して提出すれば手に入れられます。

2つ目は、固定資産税評価証明書です。
固定資産に課される税金を計算するために使用される書類です。
呼び名や書類様式が各自治体によって異なる場合があるため注意しましょう。
また、取得の際は受けとる本人が固定資産を所有していることが条件なので気を付けましょう。

3つ目は、銀行口座書類と通帳です。
売買契約には金銭でのやり取りが必ず入ってきます。
多額のお金が動くことになるため、トラブルを避けるためにも事前に準備しておきましょう。

□まとめ

今回は個人での不動産売却の際に用意しておくべき書類と、引き渡し時の必要書類についてご紹介しました。
契約をスムーズに進めるためにも、物件に関する情報をしっかりとそろえておくことは大切です。
事前に準備して買主からの信頼を得られるようにしましょう。
今回の内容を、売却時の参考に役立てていただければ幸いです。

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