自宅の売却をお考えの方必見!オーバーローンの確かめ方と対処法をご紹介!
ローンを返済し終わっていないのに、家を手放さなければならない状況は意外と少なくありません。
その場合に心配なのが、オーバーローンです。
そこで今回は、オーバーローンかどうかを確かめる方法と、オーバーローンだった場合に取るべき行動を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□オーバーローンか確かめるには?
オーバーローンとは、自宅の売却価格がローンを下回ることです。
売却を検討した段階で、どれだけオーバーしているのかを把握できます。
売却価格がローンを下回る場合には必要になる手続きがあります。
しっかり確認してくださいね。
まずは、住宅ローンの残債を調べましょう。
金融機関から届く「ローン返済計画書」や「残高証明書」で確認できます。
残債の状況が確認できたら、不動産の売却相場を調べましょう。
相場を参考にして売却価格を予想します。
そのあとは、仲介会社に査定依頼を行います。
ご自分で設定した予想価格と比較して、条件に合う仲介会社を選びましょう。
□オーバーローンだった場合の7つの選択肢を紹介します
オーバーローンだった時の対処法は次の7つです。
1つ目は、売却を延期することです。
こちらは、アンダーローンになるまで待つ方法です。
ただし、家の売却価格も経年劣化の影響で安くなっていくことに注意しましょう。
2つ目は、現金を用意することです。
オーバーローン分のお金を現金で用意します。
3つ目は、誰かに貸すことです。
家賃収入として入ってきたお金をローン返済に充てるという選択肢もあります。
住宅ローン返済中に家を他人に貸す場合、アパートローンや賃貸ローンに組みなおす必要があります。
転勤などが理由の場合は住宅ローン返済中でも賃貸することが認められる場合もあるので、金融機関に相談するようにしましょう。
4つ目は、買い替えローンを利用することです。
買い替えローンは、買い替え先の購入資金と残っている住宅ローンを借りられるサービスです。
そのため住宅ローンを完済しなくても家の買い替えを進められます。
5つ目は、無担保ローンを利用することです。
オーバーローン分を無担保ローンで借りる方法もあります。
6つ目は、任意売却することです。
借入先の金融機関の同意が得られれば、住宅ローンを完済していない状態でも家の売却が可能です。
任意売却によって得たお金は全額ローン返済に充てられ、残った分の返済の義務があります。
7つ目は、相場より高く売りだしてみることです。
売れる可能性がないこともないので、一度高く売りだしてみることをおすすめします。
□まとめ
今回は、オーバーローンを心配されている方向けに、オーバーローンか確認する方法とその対処方法をお伝えしました。
もしもオーバーローンが判明したら、ぜひこの記事を参考にして、ご自分の状況に合わせた対処をしてくださいね。